仙波 清彦

いやあ、延命寺くん作スリットライドシンバル(って呼ばせてもらってます)。
パーカッショニストの私にはまさに打って付けのシンバルでござります。
もちろんドラムの時も毎回スリットライドを使わせていただいております。
おそらく加工がめちゃくちゃ大変なんでしょうが、綺麗なスリットで、仕上げが素晴らしいです。
何よりその音色のすばらしさにやられました。
叩く場所で音程とニュアンスが違いますので、
コード感やキーを意識して、気持ちの良いところで叩けるのが最高ですね。
もちろん単体でパーカッションセットに組み込んだり、
ソロパフォーマンスなどでも多用させていただいてます。
延命寺くん、また面白素敵なシンバル、期待しています。
-Profile
仙波 清彦
邦楽囃子方仙波流家元・仙波宏祐の長男として生まれ、
3歳より父に師事、日本伝統打楽器(小鼓、太鼓)を学ぶ。
BR>10歳で歌舞伎界に入り、数多くの舞台に出演。
東京芸術大学在学中には邦楽技能優秀者に与えられる安宅賞を受賞。
1978年“THE SQUARE”へ加入後、数々のセッションを経て、1982年“はにわオールスターズ”を結成。
1998年より「エイジアン・ファンタジー・オーケストラ」のリーダーとなりアジア諸国をツアー。
2000年結成のユニット“SEMBA SONIC SPEAR”等でライブ活動を展開。
2005年、愛知万博『愛・地球博』で「世界民族楽器オーケストラ・LEEO」ゲスト参加、
「森の中のパレード」の音楽監督兼HANIWA EXPOのリーダーとして出演。
洋・邦楽の分野を問わず多彩な活動を行っている。
現在、総勢23名の打楽器を中心とした「仙波清彦とカルガモーズ」を率い、
更に破壊派BAND「疑惑のイージーリスニング」で活動。
数多くのセッションやプロデュースを行う。